富山学園南房総学チームビルディングを行いました!
4月9日(水)、桜舞い散る晴天の空の下、富山学園の中学生たちは大房岬自然公園を舞台に「南房総学(富山学)チームビルディング(チームを築くこと)に取り組みました。7年生「本気で楽しむ」、8年生「本当のチームワークを追求」、9年生「自己を委ねられるほどの信頼感」というテーマで、NPO法人千葉自然学校 大房岬自然の家の協力のもと、9年生30名を取材、信頼関係を深めるアクティビティーに挑戦しました。
「マシュマロリバー」や「チャレンジャー&スポッター」など、仲間の声や手に身を委ねることが求められるプログラム。
◆「マシュマロリバー」:
チームで協力して、マシュマロに代わるもの(マシュマロに見立てたマット、ロープなど)を足場に、川(またはその区画)を渡り切るゲームです。制限時間内に全員が渡り切れば成功です。
◆「チャレンジャー&スポッター」:
「トラストフォール(1対1で倒れるチャレンジャーを受け止める、または1mぐらいの台から後ろに倒れるチャレンジャーが落ちないように支えて信頼(Trust)を高めるワーク)」の体験ゲームで、チャレンジャーは仲間が絶対に支えてくれるという信頼をもって倒れます。スポッター(受け止め者)の生徒は体の重さとともにその信頼を受け取ります。
はじめは戸惑いや不安を見せていた生徒たちもグループ内で声を掛け合いながら互いに支え合う姿が見られるようになりました。生徒の声からは「ズボンを引っ張ったり、足を持って誘導してくれたのがわかりやすかった」「『頑張れ!』の応援でできた」「こわかったけど安心して倒れられた」などの実感のこもった感想が聞かれました。
活動を見守っていた工藤校長も「富山学園に来たばかりだが、みんなの信頼関係を見ていて自分もチャレンジしてみたいと思った。やって良かった。」と話してくださいました。「本当に信じていいのかな?」「倒れるのはこわい」ーーーそんな気持ちを素直に表し、それを応援できる関係性が仲間との信頼を育むことを生徒たちは学びました。南房総の自然の中で育まれた“信じる力”は、これからの学校生活にも生かされていくことでしょう。

「マシュマロリバー」ゲーム中!

1対1で倒れるチャレンジャーを受け止める「トラストフォール」ゲーム中!

1mぐらいの台から後ろに倒れるチャレンジャーが落ちないように複数人で支える「トラストフォール」ゲーム中!

チームビルディング参加生徒たちとNPO法人千葉自然学校 大房岬自然の家などの協力たち