昭和の富山を絵葉書で懐かしむ!

「安房国札観音霊場を大正時代の絵葉書で巡る」の連載が終了しましたので、久々に昭和の絵葉書を掲載します。
今回は、岩井海岸の絵葉書を2枚紹介します。2枚の絵葉書を見比べると、背景の山の形に違和感を感じることと思います。右側の地引き網漁を行っている絵葉書ですが、背景の山の左先端部分が意図的に修正されているのがわかります。昭和8年当時久枝には旧陸軍の補給廠があり、岩井袋には特攻艇の基地があった場所であったため、軍の命令で修正を加えられたのだと思います。また、岩井海岸で牛が放牧されていたことを大先輩から聞いていましたが、左側の絵葉書を見て納得できました。

放牧されている牛がいる岩井海岸の絵葉書

地引網が行われている岩井海岸の絵葉書(奥の岩井袋の半島の先端が削除修正されています!)

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